現在、東京モノレールのデータと共に作成しているのが、銀座線の入出庫データです。


過去にも画像を載せた事があるくらい長い事作っていて、あえて「現在」って冠するものでもないですが…
銀座線の車両基地は地上、地下の2段構成になっており、データでも地上地下両方を運転できるように準備していますが、車庫部分はストラクチャが初代銀座線データそのままなので、この辺りを作り直そうかどうか悩んでいる状況です。
また、車庫線は曲線がきついため、従来の25m基準のレールでは省略していた構内の配線も直すかどうか…うーん…などと(笑)。
地上から全容は見えませんが、実は上野車両基地は地下の方が広く、地上の収容本数7本に対し地下は直列に2編成づつ留置して13本を収容できるようになっています。

それでも全編成の38本の半分程度しか収容できない上に留置すると車止めギリギリの状態。
都会の真ん中とは言えあまりに敷地が狭すぎるこの車庫ですが、これは元々の計画では足立区に大きな車両基地を建設する予定があったため。
上野は言わばそれまでの繋ぎとして建設されたのですが、結局計画の変更によりこの窮屈なスペースを現在もホームグラウンドとしているわけです。
データ化する上での課題はまだありまして、例えば留置線部分。

近年になって、おそらく終端過走を防止するための機能だと思うのですが、ATC添線や地上子のようなものが見られるようになりました。
実物に倣いこの機能もデータ上で再現したいのですが、いまのところ文献らしいものがなく解明に難儀しているところです。
posted by しゃとるーむ at 15:01|
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